2010年02月01日
波動・・最終回
「ネエッ シンジさん早く教えてよ」
「うん ・・・」
「まず この人から
波動調整をしてもらうと・・」
「次に・・その人の本当の
自分の名前が明らかになる」
「エエッ本当の名前・・?」
「そうなんだ本当の名前とは
ミ魂親のことなのさ・・」
「ミ魂親?・・」
「ちなみにこのミ魂親は70柱存在するんだ・・」
「70種類ってことね・・」
「うん 神様だから柱というんだ・・」
「この70柱のどれかに 私たちは属しているんだ・・と
言うより もともと私たちは神様なんだ
それがいつの時代からか
神様の魂にたくさんの汚れが付いてしまい
どうにもならない状態になっているんだ
この状態を親神様が見るに見かねて
この神業をこの人に託したんだ」
「なんで 今なのかしら だってその昔から
親神様はキリストさんとお釈迦さんに託したんでしょ
でも失敗に終わってしまった・・ですよね・・」
「そうなんだ・・さっきも言った通り・・
今回はもう失敗は許されない・・・」
「おそらく この世界・・いや地球に充満している
念エネルギーが限界に来ていると思う
この念エネルギーこそが
私たち人類に蔓延っている念エネルギーは
いらないものなんだ」
「念って色々あるわよね・・
例えば 恨みの念 悲しみの念 愛情の念・・
考えたら この世は念だらけね・・」
「そうなんだ この念を無くす事がまず必要なことなんだ・・」
「私たち人間はこの念を持ったまま 死を迎えると
その念は先祖の世界いわゆる
あの世の念の世界に行き
そこから出ることは
できなくなってしまうのさ
これを思凝霊の世界とでも言うのかな・・」
「思凝霊?・・」
「そう思凝霊なんだ この世は
いま全て思凝霊による念エネルギーで
できているんだ・・」
「怖いわねー・・」
「うん 知らないあいだに 操られている・・
全人類がね・・」
「じゃあ私も・・今も・・」
「そういうことになるかな・・」
「やだわーそんなの・・」
「ハハハッーでも生まれた瞬間から魂は汚れてしまうから」
「しょうがない・・」
「でもね この神業をして
自分の神様の名前がわかってしまうと
その瞬間から魂の汚れは取れて
綺麗になるんだ
そして二度と魂に
汚れは付かないんだ
そして自分は誰か・・
自分は何のために生まれて来たのか・・
また何をすればよいのかが・・・
判ってくるんだ・・」
「すごいわね・・」
「そんなに 素晴らしいことなら
世界中の人に知らせるべきよ」
「そうなんだけど そこのところは
色々な人がいて 中にはこれを
今までの宗教のように組織化しようとする
人間が出てくる」
「この人は組織にしたくない人だから
自然に伝わって行くことを選んだんだ
だから親神様が託したと思う・・」
「それと 僕のように・・・」
「自分は誰なんだと思い続けてきた人とかが
この人に合うチャンスが生まれるんだと思う・・」
「素晴らしいわね・・その人・・」
「そうなんだこの神業をしてもらってからは
自分の考え方が変わるんだ・・
そして今住んでいる世界観が変わる・・」
「話は戻るんだけど なぜ今なのなぜ
その人は神業を授けられたの・・」
「そうね おそらく
もうこの地球が念エネルギーを
跳ね除けるのが限界に来てしまい
時間がなくなってきているんだ
だからその人に神業を授けて
神業による波動調整により
私たち人間が神として生まれ変わり
地球と一緒に念エネルギーを掃除する
そして全てが整ったときに 今の世は終焉を向かえ
次の世に進むんじゃないのかな・・」
「ふ~ん 次の世か・・」
「私 行けるのかしら・・次の世へ・・」
「う~ん ミツコさんは・・もう少し痩せて・・
欲張り癖を無くし
静かに生きればいけると思います エエッヘン・・」
「もう シンジさんたら ひどいわー」
「ハハハッ ゴメンゴメン・・」
「冗談ですよー・・」
「でも本当にこの世が終わるの?」
「うん 終わるというよりも
新しくなる・・」
「新しくなるって
具体的にこの地球はどうなるのかしら」
「まず今ある3次元世界の 物質中心と念世界は崩壊する
おそらくその後 地球内部の世界が現れる
これが6次元世界かな・・」
「エエッ だって地球内部ってマグマでドロドロでしょう
そんな6次元だなんて・・」
「うん おそらく 過去に同じようなことが何回も起きていて
地球内部に6次元界の神たちがいてもおかしくはないよ・・」
「それじゃ いるとしましょうよ・・」
「でも地球は崩壊するんでしょう・・
その時私たちはどうなるの?」
「まず いまの人類全員は次の世に行くことはできない・・」
「そんなの・・おかしいわ・・」
「神様の業ができるのなら・・
助けてやればいいのに」
「うん でもね今回はかなり時間が足りないのかも・・」
「それと もう人数は決まっている・・・」
「その人数が達成した時にスイッチが入る」
「地球内部の閂が取れる・・」
「地球って宇宙船みたいなのね・・」
「うん おもしろい表現だね・・」
「じゃあこの神業を受けた人だけが 助かるの?・・」
「そこのところが大事で 助かるためとかにやるというのは
正しくないと思う・・」
「でも後の神業を受けられなかった人たちは
全員死ぬことになるのかしら?」
「うん そういうことになるかな・・
肉体は全員地球に帰り 亡くなった方は
魂が汚れたまま自由になり
好きなところに行くのかな・・」
「じゃあ何人かの神業を受けた人たちは
肉体のまま何処へ行くのかな?」
「うん一旦は地球から離れることになる」
「どうやって離れるの 宇宙船にでも乗るの?」
「そうだね 経験が無いからわからないけども・・」
「フフフッそうよね・・」
「でも 得意の想像力で答えて・・」
「OK・・」
「いまの人類たちがなにか移動手段の
船を作るってのはどうかな・・」
「映画みたいだわ・・」
「そうだな・・じゃあ
まず波動調整をするって事は
5次元世界に対応するためにする事じゃないのかな
だから波動を調整できる乗り物ができるんだ・・」
「5次元って波動が細かい世界なのだと思うよ
その5次元世界に留まりながら
地球が新しく生まれ変わるのを待つ・・・」
「生まれ変わり・・?」
「そう さっきも言ったけど3次元世界は終わり
地球内部から6次元世界が出てくる・・」
「要するに今ある地球の外が中に入り地球の中が外に出てくることさ」
「こんなこと今の学者や自然科学の先生に話したら
大笑いされてしまうね・・」
「そうね きっと相手にされないわね・・フフフッ・」
「あと 神業を受けてラッキーだと思うけど」
「神業を受けたからといって 特別な気持ちになり
そこに その人の人生観というか その人の個性というかが
悪く出てしまったらよくないわよね・・」
「うんでも その人の悪いところが出ることによって
それに気づき・・さらに成長して
波動が細かくなり5次元世界への
準備ができるんじゃあないのかな」
「なるほどね その人が気づくためのきっかけになるのね」
「うん 別に神業を受けなくても世の中には
素晴らしい人たちはいる
でもこの地球上にいる人たちの魂は全員汚れているんだ
だから 魂の汚れ具合が問題じゃなくって
魂だけは完全に綺麗にしなければならない・・」
「そして そのあとに 肉体を綺麗にすることかな」
「エエッだって5次元世界って
肉体は必要なの?」
「うん いずれ6次元世界が地球に出て
新しい地球創りを始めることになる
それには綺麗な肉体が必要になるのさ
肉体がなければ 地球は創れない・・」
「神様は肉体がないからね お手伝いはしてくれない
自分たちの地球は自分達が作らなければならないのさ
まあこんな世界ができてしまって
親神様もちょっと慌てたのかもよ
だから 神業を授けて
新しい地球を仕組みどおりに進めているんだと思う」
「次の世に生きて
いけたらどんなに素晴らしいのかしらね・・」
「そうだね これから次の地球を創り上げる担い手になるんだから
やる気が出てきますよね・・」
「私 その神業をしていただくわ・・」
「ねっ! シンジさん宜しくね・・」
「OK わかった 必ず紹介するよ・・」
「オオッ・・もうこんな時間だ・・」
「あっシンジさん見て・・見て・・
今は午前01時11分よ・・」
「しかも今日は2011年1月11日だよ
1が8個も並んでいる 最高な日ですよ・・・」
「最高ね・・シンジさん・・」
「うん・・最高だねミツコさん・・」
「ワハハハッー・・・ハハハッー・・」
・・完・・
小説・詩ランキング
Posted by 五島 at
11:11
│アセンション小説・波動