2010年03月20日
その時は来た!・・1
「人類の最期が来たのか・・・
日本は最後まで世界から孤立し
正しい報道はされなかった、
地球の生まれ変わりが日本から始まり
やがて新しき世を創るための準備が
いま建造の身に起きる・・・」
2012年10月10日・・・・
日本中の空が真っ黒になっていた・・
風は吹き荒れ・・砂が混じった雨も降ってきた
とても外にはいられない・・・
空からの砂雨が湖の
水面に落ちるとじゅうじゅうと音をたてて
水蒸気のような煙を立ち上げていた
その影響で・・
湖の水は濁り 魚は湖面に浮き口をアップアップさせて
やがて動かなくなっていった
ここは相模湖の畔にある和田村・・・
家の屋根瓦に砂雨が落ちバラバラと
ものすごい音をたてていた・・
戸田建造の家族4人は震えながら家の中にいた・・
「お母さん 私怖い・・」
「あなた・・これからどうなるの?・・・」
「これが 世に云う 終末なのか?・・・」
「俺たちは ただ農業をいままで一生懸命やってきた
最後がこれか・・・神様は・・善良な人にも罰を下すのか・・」
「あなた! こんな最後はありえませんよ・・」
「そうだといいんだがな・・」
「そんなことはないよ・・僕・・学校で習ったもん
良いことをして生きてきた人は最後は必ず助かるんだって・・
先生が言っていたもん・・・」
外の様子を見ようと建造は窓を開けた
薄暗い外は風と砂雨で荒れ狂っていた
水田は水しぶきと煙でじゅうじゅうと音をたてていた
畑の作物の野菜類も全滅だった
ビニールハウスも吹っ飛び
果物も全て全滅していた
「ひどいひどすぎる・・これで今年の作物は全て終わりだ」
「この土地はもう作物は育たないだろう・・」
「砂に含んでいる成分が何なのか・・・」
「地面に落ちた瞬間地面から煙なのか蒸気なのか・・
いずれにしろこの土地の土は使えそうもない・・」
建造「いいか皆 この土地から移動するぞ・・」
母の敏江「エエッ 何処にいくの・・」
娘の貴子「日本中・・同じなんでしょう」
息子の建一「今は動かない方が良いよ・・」
「今日で3日目の嵐だ・・」
「明日の朝嵐が収まったら・・」
「明日中に移動だ・・・」
「あなた 行くあてはあるの?」
「うん山梨に伯父さんがまだ元気にブドウ園をやっている・・」
「そこに行くしかない・・」
「吉と出るか凶と出るか・・」
「でもどうやって行くの・・」
「車も動きそうもないみたいだし・・」
「歩くしかない・・」
「リュックに水と日持ちのする食べ物を入れて・・」
「皆!いいいな・・」
「歩くんだぞ・・頑張って山梨まで行くぞ・・」
「ネッ 貴子・建一わかったわね・・」
「ハイ!」
「ハイ!」
さらに 外は 砂雨に雷が混じり
この世の終わりの様相を見せていた。
つづく・・・
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Posted by キミヒコ at 11:35
│アセンション小説その時は来た!




